今回もTwitterでよく見る企画です。
投資系のアカウントの方が複利と言っているのを目にします。
そこで、複利について調べてみましたのでまとめていきます!
複利とは
複利(ふくり、英: compound interest)や重利(じゅうり)とは、複利法によって計算された利子のこと。複利法とは、元金(がんきん)によって生じた利子を次期の元金に組み入れる方式であり、元金だけでなく利子にも次期の利子がつく。したがって、各期の利子が次第に増加していく。投資や借金などでは、雪だるま式に利子が増えていくことになる。
対義語は単利(たんり、英: simple interest)で、元金だけを利子の対象とするもの。出典:Wikipedia
分かりやすく解説していきます!
「単利」と「複利」
利息の計算方法は、単利と複利の2種類があります。
単利について
単利とは、元本にだけに利息が付くものを指します。
例えば、単利で年10%の利息を受け取れる商品があったとします。
100万円を1年間預けたとして1年後には110万円。
2年後には120万円、3年後には130万円になります。
単利では元本に対して年10%の利息をが得られるので、1年に10万円増えていく
ということになります。
複利について
複利とは、元本についた利息も含めた金額に対し付く利息を指します。
例えば、複利で年10%の利息を受け取れる商品があったとします。
100万円を1年間預けたとして1年後には110万円。ここまでは一緒です。
2年目には110万円に対しての利息になるので11万円が利息になり
121万円になります。
単利と複利の差はどのくらい違うの?
単利・複利共に説明しましたが
同じ2年でも複利ですと単利よりも1万円多く増えました。
「1年で1万円した増えてないじゃん」と仰る方もいるかもしれません。
ここからの計算が複利の凄いところです
単利と複利両方とも10年続けたとしましょう。
単利 | 複利 | |
1年 | 110万円 | 110万円 |
2年 | 120万円 | 121万円 |
3年 | 130万円 | 133万円 |
4年 | 140万円 | 146万円 |
5年 | 150万円 | 161万円 |
6年 | 160万円 | 177万円 |
7年 | 170万円 | 195万円 |
8年 | 180万円 | 214万円 |
9年 | 190万円 | 236万円 |
10年 | 200万円 | 259万円 |
1000円以下四捨五入した表が上記です。
単利と複利では59万円の差がつきました。
上記の表を見て分かることですが
時が経てば経つほど、複利の効果が発揮されるということが分かります。
20年で計算してみると
単利が300万円・複利が673万円になります。
ここまでくるとかなりの金額の差が生まれてきます。
まとめ
・複利で運用した場合、長期間になると複利の効果が大きくなる
・増えたお金は出金せず再投資することで複利の効果が発揮される
要するに、投資をすることによって得る運用益や分配金で資金を増やしながら
尚且つその利益を再投資し、長期投資する事で複利の効果が発揮されます。
長期投資 × 複利の効果 が重要ということになります。
長期投資と言えば積立NISA・iDeCoの二つがおすすめです!
下記記事を参考にどうぞ!!
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